兵庫県丹波篠山市で狩猟をしていた猟犬が民家に入り、飼い犬がかまれ死んで。
止めに入った住民の女性もけがをしている。
丹波篠山市と警察によると、4月29日午前11時ごろ、丹波篠山市の民家に猟犬が侵入し、庭でつながれていた飼い犬が、顔や前足など3カ所をかまれた。
鳴き声を聞いた監視員が猟犬から引き離したが、飼い犬はその後死んだということだ。
止めに入った住民の女性もけがをしたが、命に別条はなかった。
当時、現場近くでは、市が設置する「鳥獣被害対策実施隊」の猟友会のメンバーら7人と猟犬4頭が、農作物を荒らすシカやイノシシの駆除を行っていて、においをたどっていた猟犬が、監視員のいない場所から民家へ侵入したということだ。
市は実施隊による猟犬での活動を当面中止し、事案を検証して再発防止を検討するとしている。
（関西テレビ 2025年4月30日）
