大阪・関西万博でオープンが遅れていたベトナムパビリオンが30日、ようやくお披露目された。
これで海外パビリオンでオープンしていない国は、あと3カ国となった。

■万博おばあちゃんもベトナムパビリオンに
記者リポート:ベトナムパビリオンがオープンしました。待ちわびていた多くの人が入館していきます。
内装工事の遅れなどで開幕から2週間以上遅れてのスタートとなったベトナムパビリオン。館内では、歴史ある水上人形劇など伝統芸能のパフォーマンスでベトナムの文化を楽しむことができる。
パビリオンには万博に毎日通う、「万博おばあちゃん」こと山田外美代さん(76)の姿も。
万博おばあちゃんこと山田外美代さん:ずっとここの前通ってきょうもダメだね、きょうもダメだねって言ってやっときょうでした。
(Qさっそく買い物も?)
万博おばあちゃんこと山田外美代さん:ベトナムのスタイルと国旗がついてたので買いました。楽しいと思います、ぜひ来てください。
担当者は、「ベトナム戦争の終結から50年を迎えたきょうという日の開館に意味がある多くの人に国のことを知ってほしい」と話している。
このオープンによって、まだ開館できていない海外パビリオンはインド、ネパール、ブルネイの3カ国となった。

■植物「ネムノキ」体の老化予防や巻き戻しが期待できる!
一方、こちらは、大阪ヘルスケアパビリオンにある江崎グリコのブース、「細胞ケア研究所」。
30日、国内で初めて、お茶などに使われる「ネムノキ」という植物が人の体の老化細胞を取り除く効果を持つことを発表した。
江崎グリコ基礎研究室 長野太輝さん:体の老化を予防したり巻き戻したりするといったことが期待できます。
老化を防げる未来が来る!?「ネムノキ」は、玉ねぎなどに含まれる「ケルセチン」よりも、老化細胞を9倍近くも除去できるそうだ。
今後、商品開発に向け研究を進めるとしている。
(関西テレビ「newsランナー」2025年4月30日放送)
