パラ陸上の国内最高峰・日本選手権が愛媛県で26日と27日に初めて開かれました。去年のパリパラリンピックに出場した石山大輝選手(松山市出身)が、地元で力強い跳躍を見せました。

日本パラ陸上競技選手権は松山市のニンジニアスタジアムで開催。日本パラ陸上競技連盟の増田明美会長も駆けつけたなか、愛媛出身の選手が躍動しました。

視覚障がいクラス男子の走り幅跳びでは、パリパラリンピックで5位、開会式で日本選手団の旗手も務めた松山市出身の石山大輝選手(25)が出場。去年の世界選手権では銀メダルに輝いていて、7m08の日本記録の保持者です。今回は6m79で、7m超えとはならなかったものの、力強い跳躍で地元の会場を沸かせました。石山選手は今春からトヨタ自動車に所属しています。

石山大輝選手:
「(地元で)慣れてる部分があるので、地元の応援もあっていい雰囲気で楽しくできました。世界一を取りに行きたいので、そこにしっかりこだわって、社会人1年目を過ごしていければと思います」

石山選手は27日に男子100mにも出場。11秒22の日本新記録を達成しました。

また松山を拠点とする「愛アスリートクラブ」からは、知的障がいクラスの男子400mで去年日本記録をマークした岡田和輝選手(21)が出場。決勝では激しいトップ争いを繰り広げ、自身の日本記録を0秒33上回る49秒62の見事な走りで2位。1位は逃したものの、地元で自己ベストを更新しました。

このほか、女子座位の投てき3種目で日本記録を持つ妻鳥和恵選手(53)は、円盤投げで11m92をマーク。日本記録をさらに更新しました。

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テレビ愛媛
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