愛媛県松山市の陸の玄関・JR松山駅に隣接する車両基地の跡を巡り、活用策を検討する有識者の会議が30日に開かれ、アリーナをメインに整備を進める基本計画の素案がまとめられました。
車両基地の跡は松山市が取得予定。活用策を巡り、有識者による検討会と議論が行われ、5000席以上のアリーナを整備する方向性がまとまっていました。
市役所で開かれた4回目の検討会でまとめられたのは基本計画の素案。地元の経済界やスポーツ団体などが一体となり、「松山らしさ」を発信できるアリーナを目指すことなどの事業方針が示されました。
委員からは、駐車場の確保など交通対策を問う声や、「松山らしさ」を反映させるため建築デザインや景観にも配慮するよう意見が出されました。
この一方で老朽化する市民会館の代替施設について、市は素案の中で「検討会の立ち上げを含めて別途検討する」とし、委員から市民に分かる形で早急に検討を求める声が上がりました。
松山市は素案に意見を加えてパブリックコメントを募集し検討を進める方針。7月中に基本計画を完成させる予定です。
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