明治安田J2リーグで、愛媛のプロチームで4位のFC今治は26日、アウェーで山口と対戦し、終盤に逆転劇を演じJ1プレーオフ圏内の3位に浮上しました。この一方で愛媛FCは25日にアウェーでの仙台との試合をドローで終え、再び最下位に戻りました。
FC今治は上位との2連戦をドローで乗り切り、目指すは3試合ぶりの勝利。18位の山口と対戦しました。
今治は前半39分、山口のシュートをキーパー立川が一度は防いだものの、こぼれ球を押し込まれ先制を許してしまいました。後半は途中で出場した選手が起用に応え、30分に左サイドから走りこんできた横山が豪快なミドルシュート。自身のJ2初ゴールで同点に追いつくと、終盤にエース・マルクス ヴィニシウスのクロスを、ヴィニシウス ディニスがヘディングで決めJ初ゴール。2対1で見事な逆転勝ちを収めました。
倉石圭二監督:
「うまくいかない時間帯が長かったんですけど、インパクトメンバー(控え)が結果を出してくれて、非常に満足しています」
ヴィニシウス ディニス選手:
「自分のストロングポイントはぺナルティエリアの中に侵入すること。ゴールの時もしっかり入ってゴールを決められてすごくうれしかった。日本のサッカーはブラジルと違う。慣れるまで少し時間はかかった。引き続き練習してクラブのために全力を尽くしてJ1昇格できるようにがんばりたい」
今治はリーグ戦で10試合負けなし。勝ち点を20に伸ばし、J1昇格プレーオフ圏内の3位に浮上しました。次節はアウェーで29日午後2時から、7位の水戸ホーリーホックと対戦します。
愛媛FCは前節で待望の今シーズン初勝利を挙げ19位になったなか、アウェーで3位の仙台と対戦。前半34分にコーナーキックから生まれたチャンスで、細谷が上手く頭で合わせ自身J初ゴール。しかし後半のアディショナルタイムで仙台に同点ゴールを決められてしまい1-1の引き分け。あと少しで勝利に届かず、愛媛は再び最下位に後退しました。
石丸清隆監督:
「最後は失点したんで、そこらへんもう少し上手く、時計の針を進めることもゲームの中では必要かなと。(次節ホーム戦は)アグレッシブに戦っていきたい」
次節はホーム・ニンジニアスタジアムで29日午後3時から、15位の藤枝MYFCと対戦します。
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