本人確認や保険証としても使われるマイナンバーカード。愛媛県の松山市は28日、マイナンバーカードセンターを市内中心部にあるデパートの一画に開設しました。今年から更新が必要な人が多くなることを見込んでいるためです。
木元悠吾記者:
「きょう開設した松山市マイナンバーカードセンター、一番の特徴は土日も手続きをすることができるんです」
松山市のセンターが開設したのは、いよてつ高島屋の南館の1階。新しい申請や受け取り、更新などマイナンバーカードに関する手続きを、平日に加え休日も受け付けます。休日も対応するセンターの開設には大きな理由がありました。
松山市市民課・池田晋作副主幹:
「令和7年・8年・9年度で、33万人ほどの方が対象になると見込んでいます」
実は有効期限があるマイナンバーカード。カード自体の期限は10年であるものの、カードに書き込まれた「電子証明書」の期限は5年。2020年から実施された「マイナポイント事業」が2020年に行われ、カードの発行が急増したため、今年から更新が必要な人が多くなる予想なんです。松山市は今後3年間で、対象者が約33万人に上ると見込んでいます。
開設されたセンターでは、通知を受けた対象者が手続きを進めました。更新は約20分で完了するということです。
池田晋作副主幹:
「市役所でこれまでお手続きをしていただいておりましたが、センターでしたら第3土曜日の翌日以外の土曜日・日曜日にはなりますけど、(ほぼ毎日)お手続きができますので、ぜひご利用ください」
センターの開設時間は午前10時から午後7時まで。市役所では28日からカードの受け取りと電子証明書の更新ができなくなっていて注意が必要です。
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