PFASが全国242地点で指針値を超える濃度を検出です。
環境省は、人体への有害性が指摘されるPFAS(有機フッ素化合物)について、2023年度に実施した全国の地下水や河川などの水質調査の結果を公表しました。
国の暫定的な指針値では、PFASの一種「PFOS」と「PFOA」の1リットルあたりの合計が50ngまでと定めています。
今回の調査では、22都道府県の242地点で国の指針値を超える濃度が検出されました。
最も濃度が高かったのは大阪・摂津市の地下水で、指針値の520倍となる1リットルあたり2万6000ngが検出されています。