アメリカの電気自動車大手「テスラ」の取締役会が、イーロン・マスクCEOの後任探しを検討していたことがわかりました。
ウォールストリート・ジャーナルは30日、関係者の話として電気自動車大手テスラの取締役会が約1カ月前、マスクCEOの後任を探し始めたと報じました。
取締役会は、幹部級の人材を派遣する複数の紹介会社に連絡を取っていたということです。
マスク氏も取締役ですが、この動きを認識していたかどうかは不明で、現在も後任探しが継続されているのかはわからないとしています。
マスク氏は約1週間前の決算発表で、「政府効率化省での活動を週に1~2回程度に減らし、テスラに多くの時間を割く」と話していました。
テスラは、トランプ政権で活動するマスク氏への反発で販売台数が落ち込むなどしていて、3月までの3カ月間の決算で最終利益は前の年と比べ71%減っていました。