愛媛県の感染性胃腸炎の感染者が高い水準で2週連続で増えています。特に八幡浜と松山市の保健所のエリアで急増し、県は塩素系洗剤による消毒など予防の徹底を呼びかけています。愛媛県が25日に状況を発表しました。
感染性胃腸炎は細菌やウイルスなどに感染し、おう吐や下痢などの症状が現れる病気。
愛媛県の25日の発表によりますと、感染性胃腸炎の患者は4月20日までの1週間に1医療機関あたりの平均で18.19人を確認。前の週から3.89人増え、2週連続で増えました。
保健所別で最も多かったのは八幡浜の26.00人。次いで松山市の24.00人でともに前の週より10人程増えました。このほか今治が17.50人、四国中央と西条、中予がそれぞれ15.50人、宇和島は1.5人です。
感染者からはノロウイルスやロタウイルス、下痢を起こす大腸菌が検出されています。
愛媛県は対策として調理や食事の前、トイレの後の十分な手洗い、塩素系の洗剤を使った調理器具の消毒、調理する際は85度以上で90秒以上加熱することなどを呼びかけています。
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