愛媛県宇和島市で24日、老朽化に伴い建て替えられる伊達博物館の工事の安全祈願祭が開かれました。
伊達博物館は1974年のオープンから半世紀が経ち、建物の老朽化に伴い宇和島市が隣の天赦公園への建て替えを決めています。
現地では安全祈願祭が開かれ、関係者がクワ入れなどをして工事の安全を願いました。
建て替え工事は総事業費が56億3000万円。新しくなる施設は地上2階建て延べ床面積4500平方メートルあまり。周辺には市民がくつろげる公園なども整備されます。
オープンは2028年春を目指していて、建て替え前の博物館は来年度末で閉館する予定です。
伊達博物館の建て替えを巡っては、一部の市民グループが高額な事業費などに反対していて、この日も会場の外でデモを行いました。
建て替える伊達博物館を設計したのは建築家の隈研吾さん。「議論の中から文化施設の内容が磨かれ、より地域の人との距離が近くなるきっかけになってほしい」と話しています。
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