改造した車のタイヤが外れて女の子に直撃した事故で、男らに有罪判決です。
2023年11月、北海道・札幌市で車のタイヤが外れて当時4歳の女の子に直撃し、今も意識不明となっている事故では、若本豊嗣被告は過失運転致傷の罪に加え、車を所有する田中正満被告と共に違法に車を改造していた罪にも問われています。
札幌地裁は「不正改造の中でも事故の危険性を高める部類の改造で悪質」と指摘。
一方、「若本被告は過ちを認め、今後車の運転をしないと誓うなど反省する態度が認められる」などとして、若本被告に懲役3年・執行猶予5年、田中被告に罰金20万円の判決を言い渡しました。
父親：
家族の心情としては子どもが殺されたのも同然であるのに、このような内容で納得できるはずがありません。（判決に）被害者家族の言い分が反映されているのか疑問を感じています。
父親は車の所有者の田中被告にも過失運転致傷罪を適用するよう、検察審査会へ申し立てています。
