人口減少が進む中、新潟県内の経済団体が4月23日、花角知事に質の高い教育の提供と人材の確保に向けた提言を行いました。
23日、花角知事に提言書を手渡したのは、新潟経済同友会のメンバーです。
県が少子化による生徒数の減少から県立高校の統廃合について検討する中、提言書では、農業や工業など県内経済の担い手を育成する“産業高校”の確保などを求めています。
【新潟経済同友会 阿部尚義 幹事】
「企業においては人口減少、働き手をどうするかということ(問題)があって、どうやったら新潟の未来をつくっていけるかということを、(行政と経済界が)一緒になって考えていかなくてはいけない」
一方、新潟経済同友会は企業側が「新潟で働きたい」と若者に選ばれる姿を目指し、魅力向上を誓う行動宣言もあわせて提出。
こうした取り組みに対し、花角知事からは「大変、心強い」といった返答があったということです。