秋田大学と秋田・にかほ市の大手電子部品メーカーが、産業技術を活用し教育・研究に生かしていこうと22日、連携協定を結びました。また、大学会館の名称にメーカーの社名が付き、新たな愛称が発表されました。

協定式には、秋田大学の南谷佳弘学長とTDKの齋藤昇代表取締役が出席し、協定書に署名を交わしました。

協定では、秋田大学の学術的知見や地域に根差した研究とTDKの産業技術を互いに活用することで教育・研究の充実を図り、次世代につながる人材を育成します。

また、TDKは手形キャンパスにある大学会館に自社の名前を付ける権利を得て「TDK Venture Spirit Hall」と名付けられました。期間は、22日から2028年4月までの3年間です。

秋田大学・南谷佳弘学長:
「協定により、教育研究や人材育成など多岐にわたる連携が始まる。この新たな出発点から互いに学びあい高めあいながら、地域と社会に貢献する歩みを共に進めていく」

TDK・齋藤昇代表取締役:
「今回の協定は、両者がこれからも持続可能な未来を創造して地域社会に貢献する新たな試み。秋田での次世代を担う人材育成にもつながり、秋田から世界に向けて革新的な成果を生み出していく」

両者は今後、研究や社会活動に連携して取り組んでいきます。

秋田テレビ
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