明治安田生命保険は23日、「家計」に関するアンケート(全国の20~79歳の既婚男女約1600人対象)の結果を公表しました。
それによりますと、物価高による家計への影響を、2024年以上に「感じている」と回答した人の割合は96.3%となりました。
物価高を感じる費用としては、「食料品」が94.2%と一番多く、次いで「光熱費・水道代(68.7%)、ガソリン代(63.6%)となりました。
特に「食料品」は、2024年(73.0%)から20ポイント以上も増加していて、物価高を感じる大きな理由のひとつとなっています。
さらに「食料品」のなかで、2024年よりも特に値上がりしたと感じる品目は「米」(87.9%)と「野菜」(82.6%)が突出して高い水準となりました。
一方、まもなく始まるゴールデンウイークの予算は、平均3万4935円で、2年ぶりに前の年(2万9677円)から増加しました。
ただ、予算を増やす理由として、「物価高の影響」と回答した人が4割以上(43.0%)となっていて、物価高のなか大型連休のためにまとまった出費を予定している人が、全体の予算を引き上げているとも言えそうです。