5月に宮城県白石市で開催される「全日本こけしコンクール」に700点を超える作品が寄せられ、4月22日、審査会が開かれました。
国内最大級のこけしの祭典「全日本こけしコンクール」には、こけし工人と呼ばれる職人など、延べ157人から701点の作品が寄せられました。
審査は、白石市の弥治郎系や大崎市の鳴子系などの伝統こけしのほか、新型こけしや創作こけしなど5つの部門で行われました。15人の審査委員たちはそれぞれの作品をじっくりと見ながら審査していました。
全日本こけしコンクール 東海林 恒英 審査委員長
「日本的な民芸のこけしだから、この美しさに理解をいただいて、コレクションの一つに加えてもらいたい」
22日の審査では最高賞となる内閣総理大臣賞など67点が選ばれ、審査結果は23日にホームページなどで発表される予定です。参加作品を展示した「全日本こけしコンクール」は白石市のホワイトキューブで5月3日から5日まで開催されます。