森を育てる大切さを学んでもらおうと、宮城県蔵王町では小学生と高校生がスギの植林を体験しました。
植林体験が行われたのは、蔵王町平沢小学校にある学校林です。4月30日は5年生と6年生の児童15人と、大河原産業高校で森林などについて学ぶ生徒21人が参加し、35センチほどに育ったスギの苗木を植えていきました。
平沢小学校では森を育てる大切さを学んでもらおうと、100年以上前から学校林の保全活動を続けていて、去年伐採されたスギの木は、今の児童の“曽祖父の代”が植えたものだということです。
児童
「どんなふうに成長するのか考えると楽しく感じる」
「どんどん大きくなって、孫たちに大切に使ってほしい」
植えられた苗木は約60年かけて、35メートルほどの高さに育つということです。