性暴力被害を巡り、愛媛県の支援センターが昨年度に受け付けた相談は、592件でセンターが設置された2018年度以来で最多になりました。最も多かった相談は「不同意性交等」の109件でした。県が22日に発表しました。
愛媛県によりますと、えひめ性暴力被害者支援センター(ひめここ)が昨年度に受け付けた相談は592件。前の年度より17件増え、センターが2018年度に設置されて以来で最多になりました。
最も多かった相談は「不同意性交等」で109件。次いで「性的虐待」が88件。このほか「不同意わいせつ」79件、「DV」27件でした。
被害者の性別は女性387人、男性47人でほかは不明です。被害者の年代別は最も多いのが10代で122人、次いで20代が82件、40代が52件、30代が37件などとなっています。また相談したのは、被害者本人が428人で全体の7割を占めています。
県は相談が増えた要因を「支援センターの認知度が上がったため」と分析し、「安心して相談できる窓口があることを知って欲しい」と利用を呼びかけています。相談は電話や面談で、火曜から土曜までの午前9時から午後5時まで受け付けています。(相談電話は#8891。NTTひかり電話からは0120・8891・77)
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