りそなグループBリーグで、B2の愛媛オレンジバイキングスは19日と20日にホームで今シーズン最終戦に挑み、大勢のファンを魅了しました。
正本健太キャスター:
「試合前の練習、選手たちも気合いが入ってます。この試合を見届けようと、最終戦には2階席までオレンジのブースターが埋め尽くしています」
今シーズンの最終戦は愛媛県武道館で開催。クラブ史上2番目の4282人のブースター(ファン)の声援に包まれました。
ブースターの女性
「もう最後見逃さないように。オレンジで最高に気分が上がります」
男子中学生:
「ダンクとか豪快なプレーが見たいです」
愛媛は西地区最下位が確定している状況で、東地区の山形ワイヴァンズと対戦。20日のゲームは、司令塔・古野のパスから外国籍・スパイクスのシュートを決めたあと、松山市出身の主将・俊野や武内が渾身の3ポイントで魅せました。
第2クォーターでは、山形の俊野達彦と弟・佳彦の兄弟出場が実現し、会場の応援にもさらに熱が入り、前半を36-37の1点ビハインドで終えました。
愛媛は後半、松前町出身の平のシュート、スパイクスのダンクなどで追い上げを見せたものの、最後は山形に突き放され69-85で敗れ、ゲーム1に続いて黒星。今シーズンを勝利で締めくくることはできませんでした。
保田尭之ヘッドコーチ:
「みなさんに支えていただいて、ここまでチーム一丸となってやってくることができたと思ってます。本当にありがとうございました」
愛媛は2シーズン後の2026年からの新たなリーグで、トップカテゴリーの1個下にあたる「B.LEAGUEONE」の参入を目指しています。
クラブは最終戦で参入にまず必要な「今シーズンホーム平均来場者1500人」を達成。チームで一番長くプレーしてきた主将・俊野の感慨もひとしおです。
主将の俊野は「愛媛のバスケットがここまで来たっていうのはすごい感じ。今シーズン勝てなかったですけど、どんどんお客さんが入るようになって、チームがどんどん変わっている部分がすごい試合前、会場見てて感じられた」と話し、来季のブースターへの恩返しを誓いました。
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