地震などに備え、北海道胆振地方の厚真町が「防災備蓄倉庫」を完成させました。

 厚真町では閉校した小学校の体育館などに災害時の備蓄品を保管していましたが、この「防災備蓄倉庫」で管理を一括化します。

 4月20日、町民が見学に訪れ、1100人の3日分の食料や非常用発電、それに更衣室や授乳室に使えるテントなどの説明を受けていました。

 「この袋から出してビヨーンと広げていくと(テントは)このサイズまで立ち上がります」(厚真町役場の職員)

 厚真町では2018年の胆振東部地震で援助物資の管理などに課題が残り、防災計画の見直しを進めています。

北海道文化放送
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