アメリカの新しい駐日大使ジョージ・グラス氏が18日、羽田空港に到着しました。
羽田空港で記者会見に臨んだグラス氏は集まった記者を前に、「空港でこれほどの歓迎を経験したことはないと思う。今なら、数週間前に試合のためにやって来た大谷選手の気持ちが分かる。ホームランが打てそうだ」と笑顔をみせ、「32代目の駐日大使に就任することはとてつもなく光栄だ」と述べました。
グラス氏は3月、日本に対して関税交渉や貿易赤字の解消に向けて厳しい交渉姿勢を示しましたが、会見では日米間の関税交渉について「非常に楽観視している」などと語りました。
グラス新駐日大使:
トランプ大統領が自ら(交渉に)関与すると決めて、最優先事項にあげた。だから交渉が成立する自信がある。
また、日本はロシアや中国、北朝鮮に囲まれていて厳しい環境にあるとした上で、日米が安全保障分野で更に協力を進めていく必要性を強調しました。