宮城県利府町に新しいサウナ施設が4月19日オープンします。地域おこし協力隊が「サウナで町をアツくしたい」と造った施設で、多くのサウナ愛好家を呼び込みたい考えです。

利府町の森郷キャンプ場にできた1日1組限定のプライベートサウナ。19日のオープン前に関係者にお披露目されました。

さっそく、サウナルーム「サ室」を見てみましょう。身をかがめて入室するスタイル。中には大人5、6人がくつろげるスペースが広がります。中央には、薪ストーブとサウナストーンが鎮座。温度はやや低めの70度。肌への負担が少なく呼吸のしやすさに配慮したそうです。

利府町の熊谷大町長はスーツ姿でサウナに入ると「最高です、いい香りです」とご満悦の様子でした。

施設をプロデュースした 野田クラクションべべーさん
「この石に水をかけて、それがお茶や梨のアロマを使ったりすることで、香りを楽しんだりできるのが最大の特徴」

蒸気を発生させる「ロウリュ」で、じっくりと汗をかきます。サウナの後の水風呂と外気浴スペースは、プライベートな空間を演出。深くリフレッシュした状態、「ととのう」を心ゆくまで楽しめます。

この施設はサウナ好きの地域おこし協力隊が中心となって「サウナで町をアツくしたい!」と、クラウドファンディングで資金を募り完成させました。

野田クラクションべべーさん
「利府に遊びに来てくれるお客さまが、これから増えていくと思うと本当にうれしい。これをきっかけにサウナを好きになってくれたらと思う」

近くには宿泊施設も併設されていて、すでに予約を開始しています。

仙台放送
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