宮城県白石市の小学校では、伝統工芸品の「こけし」について学ぶ、絵付け体験の授業が行われました。

白石第一小学校の6年生57人が体験したのは、こけしの絵付け体験です。この日は弥治郎系こけし工人の新山真由美さんと、池内潮音さんが講師として訪れ、顔の描き方などを教えました。子供たちは墨や絵の具を使って、長さ18センチのミズキに顔や模様などを思い思いに描いていきました。

こけしの絵付け体験は、地元の伝統工芸品を学んでもらおうと、白石市内の全ての小学校などで、今年は250人の子供たちを対象に行われます。

白石第一小学校 6年生
「絵の具がにじんだりして大変だった」
「がんばって作ったので、できれば一つ一つ見てほしい」

子供たちのこけしは5月3日から白石市で開かれる「全日本こけしコンクール」の会場に展示されます。

仙台放送
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