今年、農業が再開できる奥能登の農地は地震前の約7割にあたる2000ヘクタールとなる見込みであることがわかりました。

これは17日開かれた会見で馳知事が明らかにしたものです。

奥能登の2市2町では、去年9月の豪雨により約400ヘクタールの農地に土砂や流木が堆積するなど甚大な被害が発生しました。この400ヘクタールのうち約170ヘクタールが復旧見込みで今年は地震前の約7割にあたる2000ヘクタールで農業を再開する見込みです。

再開できない理由としては農地の復旧が間に合っていないことや避難などにより農地と住まいの距離が離れたこと、農家の営農を続ける意欲が減退してしまったことなどが考えられるということです。県は引き続き農業機械のオペレーターを派遣するなどして再開を支援する考えです。

石川テレビ
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