東京都は、都施設における2023年度の温室効果ガス排出量が2020年と比べ33%削減されたと発表しました。
東京都によりますと、都庁や東京消防庁など都の施設において温室効果ガスの排出量が、2023年度実績で47.9万トンとなり、2000年度の71.5万トンから33%削減されたということです。
都庁の太陽光発電設備の設置加速や運用改善など総合的に取り組んだことが、削減につながったとみられています。
一方で車の排出ガスなどを含む東京都全体での温室効果ガスの削減は、2022年度実績で4.4%にとどまっています。
都は、住宅での太陽光パネルの設置や水素社会の実現などを推進することで、2030年カーボンハーフ、2050年ゼロエミッションを目指すことにしています。