西日本有数の規模の愛媛県砥部町にある「とべ動物園」で人気のオランウータンに、インドネシアから「お嫁さん」がやってくることが15日に決まりました。オランウータンは絶滅の危機に瀕していて、繁殖に期待が集まります。
とべ動物園で「お嫁さん」を迎えることになったのは、ボルネオオランウータンのオスの「ハヤト」。やんちゃなキャラクターが人気を集めています。
オランウータンは世界的に見ると熱帯雨林の減少などにより絶滅の危機に。愛媛県は繁殖のため、インドネシアの政府と2019年からメスを迎える調整を続けていました。
この結果、とべ動物園とインドネシアの動物園「タマン・サファリ・インドネシア」が15日、野生生物の保護や繁殖を目的に動物の貸し借りを行う協定を結び、メスを迎えることが決まりました。
とべ動物園・宮内敬介園長:
「同じインドネシア帰属のジェニファー、メスをハヤトのお嫁さんとしてお借りして国内で子どもを繁殖させたい」
迎えるのはボルネオオランウータンの「ジェニファー」。今後、ワシントン条約の手続きや検疫などを経て、今年度中に受け入れられる予定です。
とべ動物園・井上依里子キーパー:
「とにかく精神面ケアしながら、私たち飼育係に慣れてもらってコミュニケーション取りながら徐々にハヤトにあわせていきたい。相性いいといいんですけど」
ジェニファーを迎え入れてハヤトと仲は深まるのか、子どもの誕生に期待が集まります。
#愛媛県 #砥部町 #動物園 #動物 #繁殖 #オランウータン #サル #インドネシア #嫁 #協定