「千本ボタン」で知られる愛媛県西条市小松町の法安寺で、今年も「美人な花」が見頃を迎え、14日も訪れた人をひきつけています。
ボタンは「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と美人に例えられる花。法安寺は飛鳥時代に建立され四国最古とされる国指定の寺院史跡です。境内では70年ほど前からボタンを育てていて、約20種類1000株が咲く「ぼたん寺」として親しまれています。
今年は暖かくなった4月8日頃から一気に開花が進み、14日時点で早咲きの品種「京美人」がピンクの大輪を咲かせ満開を迎えています。
近所の高齢女性:
「(このボタン見始めたのは)嫁いできてからですから、今年94になるので70年位ですかね。道通る時に花があるからね。四季がわかるね」
このほか深紅に白のストライプが入った「島錦」、薄藤色の花びらがまるでドレスの様な「龍飛羽」など、中咲きや遅咲きのボタンも徐々に見頃を迎えています。
法安寺の「千本ボタン」は20日頃まで楽しめそうだということです。
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