イランに対して核開発計画の放棄を迫るアメリカのトランプ大統領は、両国の協議が決裂すれば、核施設への攻撃も選択肢に含まれるとの考えを示しました。
トランプ大統領:
イランは核兵器を持たない限り、素晴らしい国になり得る。核兵器を持てば、素晴らしい国になるチャンスは永遠にない。
トランプ氏は14日、記者団に対し、「イランは核兵器を持つべきではない」として核開発計画の放棄を改めて求めました。
その上で、協議で合意できなければ軍事力を行使する可能性を改めて示し、対象には“核施設が含まれる”との考えを明らかにしました。
また、トランプ氏はイランが協議の進展を意図的に遅らせているといらだちを示し、「核兵器を保有する寸前だ」として、迅速な対応を求めていく考えを強調しています。