5月17日と18日に開催される「仙台・青葉まつり」の資金確保のため、仙台市は今年初めて、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングを始めました。
仙台の初夏の風物詩として知られる「仙台・青葉まつり」は今年で41回目を迎えます。まつりでは、山鉾巡行やすずめ踊りなどが行われ、去年は2日間で約93万人が訪れました。
青葉まつりの予算規模は例年約1億円で、企業などの協賛金のほか、仙台市が約3千万円の補助金を支出しています。仙台市は物価高騰などによる費用の増加やさらなる資金確保を目的に、去年、光のページェントで初めて実施した、ふるさと納税型のクラウドファンディングを青葉まつりでも行うことを決めました。
目標金額は200万円で、5月31日まで募集し、集まった寄付はまつりの開催経費に充てるとしています。仙台市は「まつり継続のため、仙台市外にも支援と協力をお願いした。まつり当日もぜひ楽しんでほしい」とコメントしています。