週末、オリックスと対戦した楽天は投打がかみ合わず6連敗。そんな中、通算2000安打目前の浅村選手は4月13日、2安打を放ち残り23本となりました。
オリックスとのカード初戦を落とし4連敗で迎えた4月12日。8回まで無得点と重苦しい空気を打ち破ったのはルーキーの宗山。9回1アウト2塁で迎えた第4打席。「気負いすぎずできることをやろうと思った」とプロ初のスリーベースはチーム43イニングぶりのタイムリー。期待のルーキーが得点をもたらすも、反撃及ばす。5連敗となりました。
そして、13日の3戦目。連敗ストップを託されたのは、前回登板でプロ初の完封勝利を挙げた2年目の古謝。しかし、立ち上がりからコントロールに苦しみ、初回に3点を失うと、打線もオリックスのエース宮城を打ち崩すことができず。球団史上初の本拠地6連戦で6連敗を喫しました。
そんな中、平成生まれ初の通算2000安打達成を目指す浅村が、13日は2安打を放ち、大記録まで残り23本に。開幕後から8試合連続ヒットを放つなど好調を維持している浅村。プロ17年目の今シーズン、オフから取り組んでいることがありました。
浅村栄斗選手
「走ることをもう1回きちんとやりたいなと思って。年齢を重ねていくにつれて、走ることはやっぱ大事って、どのOBもベテランも口をそろえて言っていましたし、ここ何年かで一番、去年感じたので」
『走ること』をテーマに、去年から3キロ体重を絞った浅村選手。その成果はバッティングにもつながっているといいます。
浅村栄斗選手
「バッティングのキレっていう部分でも、去年よりも素早く脳の伝達と体がマッチするようになってきた」
その言葉通り、開幕からの打率は昨シーズンを大きく上回り、好調をキープ。平成生まれ初の通算2000安打達成へ!楽天の主砲が歩みを進めます。