今まさに見頃となっている仙台市内のサクラの話題です。4月14日は、在校生や地域の人に愛されている若林区の仙台一高のサクラをお伝えします。

若林区元茶畑にある「仙台一高」。グラウンドを取り囲むように、約90本のサクラが植えられていて、今、まさに見頃を迎えています。

高橋咲良アナウンサー
「サクラのすぐ近くに道がありまして、サクラのトンネルを歩くことができます。きょうはあいにくの雨で、時折サクラが舞い散りますが、それもまた風情があります」

仙台一高のサクラは、今から114年前、1911年に卒業生が植えたとされていて、長年、生徒たちの青春の日々を見守っています。

在校生はもちろん、卒業生や地域の人たちにも愛されている一高のサクラ。14日も近くに住む人が、しっとりと雨に濡れたサクラを楽しんでいました。この日訪れた女性は毎年、サクラの動画を一高の卒業生でもある息子に送っているそうです。

息子が卒業生
「運動部の子は『土手ラン』といって、ここを走らされるので、余計に思い出深いのでは。きれいですし、残念ながらきょうはこんな天気ですが、例年より長持ちしてますよね」

仙台一高のサクラは今週末まで見頃が続きそうです。

仙台放送
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