栃木市の業者の弁当を食べた男女72人が食中毒の症状を訴え、このうち80代の男性が死亡しました。
栃木県は、死亡と食中毒との因果関係を調べています。
県によりますと、栃木市の弁当店「ききょう」が9日に調理して配達した弁当を食べた男女72人が、下痢や発熱、嘔吐（おうと）などの体調不良を訴えました。
発症した人や調理従事者の便からはノロウイルスが検出され、県は弁当が原因の食中毒と断定しました。
多くは軽症ですが、入院した2人のうち80代の男性が死亡しました。
死亡と食中毒との因果関係は分かっていません。
県は13日付で店を営業禁止にして、詳しい原因を調べています。
