バレーボールのSVリーグに所属するヴォレアス北海道は4月13日、2024-25 大同生命SV.LEAGUE MEN レギュラーシーズン 第6節 GAME2で、日本製鉄堺ブレイザーズ(@リクルートスタッフィング リック&スー旭川体育館)と対戦しました。

 前日5試合ぶりに勝利を挙げたヴォレアス。ホーム旭川での今季最終戦で連勝を目指します。セットカウント1-2と後がないヴォレアスは第4セット、この試合で現役を引退する北海道岩見沢市出身の田城貴之選手(33)が交代で登場。

 田城選手のサーブから最後は今季限りで退団が決まっている台湾出身の陳建禎(チンケンテイ)選手(35)がブロック。リードを広げると、こちらもこの試合で現役を引退する谷尻勝将選手(25)がバックアタックを決め、コートを沸かせます。ヴォレアスは25-20でセットを奪い返し、試合は2日連続フルセットへ。

 そして運命の第5セット、試合は終盤まで両チームが得点を奪い合い、デュースまでもつれます。それでも15-14のマッチポイントで試合を決めたのは台湾出身の張育陞(チャンユーシェン)選手(25)。

 “絶対的エース”のバックアタックで2時間45分の大激闘に終止符を打ったヴォレアス。つめかけた過去最多2236人のファンに勝利を届け、今季2度目の連勝でシーズンを締めくくりました。

 ◆第6節 GAME2の結果
ヴォレアス北海道  23 25 20 25 16 | 3
日本製鉄堺ブレイザーズ 25 20 25 20 14 | 2

 ◆試合後 エド・クラインHCのコメント
「今日は昨日よりもドラマチックな試合展開だった。週末、(同じ相手に)どっちも勝つことはシーズンを通して1回もできていなかったので“それをやるぞ”という気持ちをもって今日臨みました。シーズンを2連勝で終われたことは本当にうれしく思います」

 Q.今季を振り返って
「個人的には5セットまでいった試合でもう少し勝って10勝を挙げられたらもっと満足できた」

Q.来季へ向けて
「我々はリーグの中で最も遠征・移動が多いチーム。そういった中でもエナジーをどうマネージメントしていくかが重要。チームの文化・スピリットの部分をさらに磨いていきたい」

北海道文化放送
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