地震で被災した家屋を修繕して利活用する方法を探ろうと、
観光業などに携さわる人たちが4月13日奥能登を視察しました。
これは建築家などで作る能登復興建築人会議が、
能登の文化と暮らしぶりが伝わる家屋を少しでも残そうと企画しました。

13日は東京や大阪などからホテルや民泊事業などに携わる人たちが集まり、
輪島市と能登町にある被災家屋を視察しました。

この内、半壊と判定され公費解体が申請されている民家は、個人宅では珍しい格(ごう)天井や趣向を凝らした建具が残り、参加者たちは能登の文化の高さに      驚いていました。

参加者は:
「他の地域と全然違う 美しさっていうのがあるなって」

能登復興建築人会議 小野田泰明さん:
「残せるものならできるだけ残してそれが逆にフックになって交流人口が増えるとか、いろんな方々に能登に関心をもらうとか、そういうことにつながっていくと思う」

能登復興建築人会議は今後もこうした機会をもうけて能登の古民家を残す方法を探っていきたいということです。

石川テレビ
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