神奈川・鎌倉市に、不登校の子供たちが通いやすい学びの場を目指す公立中学校が開校しました。
鎌倉市に新たに開校した「鎌倉市立由比ガ浜中学校」は、神奈川県内の公立中学校としては2校目となる「学びの多様化学校」です。
「学びの多様化学校」は、不登校の子供たちに配慮し、登校時間を遅らせたり授業時間を減らすなど、柔軟な教育課程を実施できることが特徴です。
生徒を代表した女子生徒は、「私が個人的にうれしいなと思ったのは、教室に入れるということです。踏み出せなくて入れなかった教室に入れて、クラスメートと話せて、授業が受けられることがとてもうれしいです」と話しました。
鎌倉市居住者で不登校状態や不登校傾向にある子供が入学でき、現在、1年生から3年生まであわせて31人が入学予定だということです。