小学校低学年の女児(10歳未満)の顔を複数回殴ったとして、札幌市北区の無職の男(33)が暴行の疑いで逮捕されました。
女児は交際している女性の娘で同居しています。
男は4月10日昼すぎ、女児のほおを、自宅で数回、平手で殴った疑いがもたれています。
同じ日に児童相談所から「児童虐待事案」として警察に通報が寄せられ、事件が発覚しました。
警察によりますと、女児は口元から出血していました。
調べに男は「やったことに間違いない」などと容疑を認めています。
警察は女児のけがと男の暴行の因果関係や、ほかの家族への虐待などについて調べるとしています。
なくならない北海道の児童虐待…昨年度の相談件数は“過去最多”6167件に
北海道保健福祉部子ども政策局によりますと、2023年度に道内の児童相談所が児童虐待関連の相談を受けて対応した件数は6717件。過去最多でした。