天草市で11日、イルカウオッチングの安全祈願祭がありました。
これは観光シーズンを前に天草宝島観光協会五和支部が毎年行っているもので、11日は『道の駅天草市イルカセンター』に観光関係者など約20人が出席。
玉串を捧げて、運航の安全とイルカウオッチングの盛況を祈願しました。
観光協会によりますと、五和町の二江漁港沖には、野生のミナミハンドウイルカ約200頭が生息。
それを見ようと毎年、多くの観光客が訪れています。
また、11日は安全祈願祭に先立ち、イルカが暮らす海の環境を保護しようと関係者が海岸の清掃を行いました。
イルカウォッチングの6つの事業者は、『イルカと人との共生』を目的に、11日から環境保護費として、小学生以上の乗客から乗船料とは別に1人500円徴収します。
【天草宝島観光協会五和支部 野崎 健 支部長】
「イルカのエサになる魚が増えるように藻場の再生とか、今行っていますビーチクリーン、それと海上パトロール、そういうのに主に使います」