【新入生代表】
「ゆうあい中学校が最も温かく居心地がいいと感じたので入学を決意しました。これからの学校生活の目標は人に慣れること、そして中学校でできなかった勉強を頑張ることです」
去年4月に開校した県内で初めての夜間中学『県立ゆうあい中学校』でも10日夜、入学式がありました。
今年度は、10代から70代までの男女11人が入学。
このうち5人はフィリピンやネパール、中国といった外国籍の生徒です。
式では、小原ひとみ校長が「誰もが安心して学べるように自分と他の人、お互いを大切に学び合おう」と激励。
そして、在校生が「学ぶ楽しさを私たちと一緒に味わってほしい」と歓迎の言葉を述べました。
【フィリピン出身 エルサ・マドニ・アウローラさん(56)】
「とても緊張している。これからいろいろな学びたいことでいっぱい、勉強します」
【フィリピン出身 前田 利幸さん(18)】
「日本語を勉強したい」
【ネパール出身カレル・マニーサさん(17)】
「ネパールと日本はとても違う。日本人の思いやりはとてもいい」
『県立ゆうあい中学校』では11日から本格的な授業が始まるということです。