春の全国交通安全運動期間中の11日、愛媛県松山市の自動車学校で園児を対象にした交通安全教室が開かれました。
交通安全協会職員の腹話術:
「まずピタッと止まるでしょ?それから運転手さんに見えるように右手を高く上げます。それから右を見て、次左を見て、もう一度右を見て車が来ていなかったら手を上げたまま渡るんだよ」
人形の話を真剣に聞いているのは、市内の潮見保育園の園児たち。春の全国交通安全運動にあわせ子どもの交通事故をなくそうと、松山市の愛媛自動車学校が園児を対象に交通安全教室を開きました。
園児たちはまず腹話術の人形「大ちゃん」と一緒に、横断歩道の正しい渡り方や横断旗の使い方を学んだあと、教習所のコースにある横断歩道を使って渡る練習をしました。
内木敦也キャスター:
「園児たちはしっかり周りを見ながら、教わったことを思い出しながら渡れているようです」
園児はこのほかパトカーや白バイに乗せてもらい、楽しみながら交通安全を学んでいました。
春の全国交通安全運動は15日まで行われ、「子どもを始めとする歩行者が安全に通行できる道路交通環境の確保と正しい横断方法の実践」が重点の一つとなっています。
愛媛自動車学校は警察と連携しながら、地域の交通意識の向上に取り組んでいきたいとしています。