鹿児島市本港区エリア、住吉町15番街区の県有地を巡り、ホテルなどを対象とした事業者の公募が3月から始まる中、11日は事業者向けの説明会が開かれ、県の内外から6社が参加しました。
県は鹿児島市本港区エリアの住吉町15番街区について、ホテルや大規模な会議場などを対象に土地を貸し付けることにしていて、3月28日に公募要領を公表した上で、事業者の公募を始めています。
11日は公募要領に関する事業者向けの説明会が開かれ、県内4社・県外2社のあわせて6社が参加しました。
会では県当局から応募の条件や評価基準、今後の流れなどについて約30分にわたり説明がありました。
住吉町15番街区を巡っては、鹿児島市与次郎にある鹿児島サンロイヤルホテルが新築移転を希望していて、説明会には関係者の姿が見られました。
鹿児島サンロイヤルホテル・三月田淳総支配人
「この後すぐにミーティングをして、きょうの話をもみ直していきたい。県民に理解いただけるように良い提案をして頑張る。それだけのことしか、きょうのところは申し上げることができない」
県PR観光課・東俊浩PR観光企画監
「魅力ある交流観光拠点の形成に寄与するような事業の提案を、県内外多くの事業者からご提案いただくことを期待している」
応募の締め切りは2025年8月8日で、8月下旬の公開プレゼンテーションを経て、10月ごろには事業者が決定する見通しです。