春風に揺られて優雅に空に泳いでいるのは「鯉のぼり」です。愛媛県今治市の市民の森公園では、5月の端午の節句を前に一足早く鯉のぼりが飾り付けられました。
子どもたちの健やかな成長を願い、5月5日の端午の節句に合わせて飾られる「鯉のぼり」。今治市山路の市民の森公園では1986年から毎年、一足早くこの時期に鯉のぼりをあげていて2025年で39回目です。
家庭で使わなくなり市民から寄贈された鯉のぼりを10日朝、地元の老人クラブのメンバーが今治市の職員と協力しながら、長さ120メートルのワイヤーロープに鯉のぼりを飾り付けました。そして20mの高さまで引きあげると、36本の鯉のぼりが春風にそよぎ、優雅に空を泳いでいました。
山路老人クラ・殿川芳勝会長:
「子供たちの健やかな成長を願いながら、今年もきれいに泳がせることが出来ました。(山火事の)被害にあわれた方は大変じゃろうけど、出来たらここまで見に来てもろて少しでも癒されたらええと思います。」
今治市の市民の森公園の鯉のぼりは、5月中旬まで楽しめます。
#愛媛県 #今治市 #市民の森公園 #鯉のぼり #端午の節句 #イベント