宮城県石巻市にある石巻赤十字看護専門学校で4月9日、入学式が開かれ、看護師を目指す40人が決意を新たに第一歩を踏み出しました。

9日の入学式には新入生40人全員が出席しました。
石巻赤十字看護専門学校は石巻赤十字病院に併設された看護専門学校で創立は1927年と100年近い歴史があります。今年度の入学者は9割が県内の学校の出身だということです。式では、在校生が新入生に歓迎の言葉を贈りました。

2年生 早川美鈴さん
「悩みや不安を1人で抱え込まず、私たち在校生に頼ってください。ともに支え合い、助け合いながら成長していきましょう」

これを受け、新入生の代表が抱負を述べました。

新入生代表 菅原美羽さん
「私自身も東日本大震災の被災者ですが、その経験を生かし、災害救護についての理解をより深めていきたいです。きょうここで出会えた仲間とともに石巻赤十字看護専門学校の学生として、お互いに励まし助け合いながら理想の看護師像に向かって精進することを誓います」

新入生たちはこれから3年間の課程で専門知識を身に付け、看護師を目指します。

仙台放送
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