嬉野市に整備されている大規模な施設園芸団地で、脱サラしてきゅうり農家を目指す夫婦が初めて苗の植え付けを行い、栽培を本格的に始めました。
キュウリの栽培を始めたのは森田恭太さんと美沙さん夫婦です。
夫の森田さんは3年前に民間会社を退職し、農家になることを決意。
夫婦で2年間、武雄市にあるキュウリのトレーニングファームで栽培の技術を学びました。
今回、キュウリを栽培する大規模な施設園芸団地「スマートアグリ宮ノ元」は嬉野市などが整備していて、新たに農業を始める人にとってはハウスの建設など初期投資がほとんどかかりません。
8日はマリンという品種のキュウリの苗4700本を植えていました。
【夫 森田恭太さん】
「トレーニングファームの卒業生が結構いっぱいいるので、その人たちに負けないように立派なキュウリを作っていきたい」
【妻 森田美沙さん】
「今から育てていくのに不安もあるけど頑張ろうと思っている」
キュウリの収穫は5月のゴールデンウイーク明けの予定だということです。