2025年4月6日に東名高速などで起きたETCのシステム障害で、ネクスコ中日本の縄田正社長は9日、対応マニュアルが整備されておらず、対応に遅れがあったと謝罪しました。

 ネクスコ中日本の管内では6日未明、東名高速の料金所など8都県の17路線・あわせて106カ所でETCのシステム障害が発生し、およそ38時間後に応急復旧しました。

 9日の定例会見でネクスコ中日本の縄田社長は、広範囲でシステム障害が起きた際のマニュアルが整備されておらず、対応に遅れがあったと謝罪しました。

ネクスコ中日本の縄田正社長:
「対応の仕方が少しまちまちになりつつ、何が起こっているのか分からないまま対応を順次していったものですから、結果的に判断が遅くなった」

 縄田社長は、早急にマニュアルを整備するとしたほか、システム障害に至った原因を究明するとしています。

東海テレビ
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