ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、ロシア軍の戦闘に参加していた中国人兵士2人を拘留したと明らかにしました。

ゼレンスキー大統領は、会見で「ウクライナ軍は東部ドネツク州で中国人兵士6人と戦い、このうち2人を捕虜にした」と述べました。

兵士は、銀行のカードやパスポートなどの身分証を所持していたということで、ウクライナ保安庁がこの2人を拘留し、戦闘に参加した経緯などを調べています。

中国人の戦闘への関与を受け、ウクライナ外務省は「敵対行為への参加を強く非難する」との声明を発表し、中国にいるウクライナ臨時代理大使を召喚しました。

ウクライナ側が中国人の捕虜を明らかにするのは初めてとみられます。

フジテレビ

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