高値が続いていたキャベツですが、愛知県瀬戸市のスーパーでは2025年4月8日、1玉214円と、ピーク時の4分の1の価格で売られていました。今後の価格について、名古屋北部市場の卸売業者・セントライ青果に聞きました。
農林水産省が8日に発表した最新野菜の価格動向によりますと、1キロ当たりの価格では、キャベツが311円、レタスも490円でした。ピークだった2025年1月に比べておよそ半額に下がっています。
キャベツはピークに比べて安くなったとはいえ、過去5年の平均と比べるとまだ1.5倍以上の値段です。
野菜の価格について、セントライ青果の担当者は「昔のようにドーンと安くなることはもうないのでは」と話していて、「輸送費や燃料費が上昇しているコストを転嫁しないと農家が生産するのが難しくなる」としています。