佐賀空港へのオスプレイ配備計画をめぐり、7日、佐賀市の坂井市長が中谷防衛大臣を訪れ、「責任を持って最大限の安全を確保してほしい」と求めました。
【佐賀市 坂井英隆市長】
「自衛隊機の安全確保などについて改めて大臣の考えを直接確認するために伺いました。」
防衛省は、佐賀空港の西側に新たな駐屯地を建設していて、6月中の完成を目指しています。
駐屯地には、千葉県木更津市に暫定配備されている陸上自衛隊のオスプレイ17機などを順次移す計画です。
これを前に佐賀市の坂井英隆市長は7日、防衛省を訪れ、中谷防衛大臣と面会をしました。
面会では坂井市長から「自衛隊機の安全対策」「漁業・農業など周辺への対策」「地域振興への影響に対する対応」「駐屯地工事の情報提供」「協議体制の構築」の5点を中谷防衛大臣に確認したということです。
中谷防衛大臣からは「防衛省として責任をもってしっかりと地元の思いを受け止めた」と回答があったということです。
【佐賀市 坂井英隆市長】
「農業とか漁業とか周辺環境への配慮についても十分に配慮をして取り組んでいくという発言でありました。我々としてもその言葉というのは一定の重みを持っていると思っている」
坂井市長は防衛省との間で早急に書面も交わしたいとしています。