県内ほとんどの小中学校で7日に始業式が行われ、新学期がスタートしました。このうち伊万里市では、3つの小中学校が統合した新たな学校が開校しました。
【東陵学園 北原成之校長】
「3校の統合によって新たな学びの場として設置されました。本校は義務教育学校としてスタートします」
7日に開校した「東陵学園」。
児童数の減少や校舎の老朽化で、大川小学校、松浦小学校、東陵中学校の3校が統合した義務教育学校です。
「東陵学園」の校歌は手拍子が特徴的な東陵中学校の校歌を引き継いでいて、3つの学校の在校生230人が新しい学年のスタートを切りました。
深浦弘信市長から新しい校旗を手渡された北原成之校長は「9年間の学びの連続性を重視し、子どもたちが次のステップへとスムーズに進むことができるよう努める」と話しました。
また、松岡大悟生徒会長は「誰にでも誇れる東陵学園を作り上げていく」と誓いの言葉を述べました。
【松岡大悟生徒会長】
「小学生と中学生が一緒になることで大きな力が生まれると思う。体育大会が人数が増えてもっと盛り上がっていくと思うのでそこが楽しみです」
【大坪斗和 副生徒会長】
「小学生も入ってきて昼休みとか休み時間とかに一緒に遊んだりしたいなーって思います」
7日は県内の公立小中学校など235校で始業式が行われました。
今週中には入学式も開かれる予定で、東陵学園でも「1年生」と中学1年生にあたる「7年生」の合わせて62人が新たに仲間入りします。