富山県内各地で、桜が見ごろを迎えています。
日本の風物詩、花見を後世に残していこうと、大手ビールメーカーが全国の自治体を
支援しています。
舟橋村を流れる京坪川。
川沿いの公園では約80本の桜が見ごろを迎え、5日にお花見イベントが開かれました。
こうした日本の風物詩、春の花見や夏の花火大会が、人口減少や資金不足などの理由で、消失の危機にさらされているとして、キリンビールが売上の一部を全国の自治体に寄付し、支援するプロジェクトに取り組んでいて、今年は舟橋村が対象になっています。
このプロジェクトに今年取り入れられたのが、「桜AIカメラ」です。
独自のAI技術を活用し、スマートフォンで撮影した桜の写真から健康態や樹齢がチェックでき、桜の保全に役立てられます。
*舟橋村総務課 工藤拓也さん
「舟橋村は日本一小さな村ですが、ここの桜のような見どころがあるというのを知ってほしい。桜並木も30年ほど経ち、老木もあるので、桜の木の保護にも努めたい」
県内では今年度、朝日町もプロジェクトの支援対象に選ばれています。