熊本空港を運営する熊本国際空港は空港の飲食店から出される廃食油を新たな航空燃料「SAF」に活用しようと、石油元売り大手のENEOSと連携協定を結びました。
3月31日は熊本空港で締結式が行われ熊本国際空港の山川 秀明 社長とENEOSバイオ燃料部の古谷 大介 部長が協定書に署名しました。
両社によりますと「SAF」は使い終わった食用油が原料で、従来のジェット燃料と比べ二酸化炭素の排出量を6割から8割削減できるということです。
ENEOSは和歌山県内で「SAF」の製造プラントの建設を計画していて、2028年度以降の稼働を目指しています。
協定では熊本空港の飲食店などから出された廃食油をENEOSの製造プラントで「SAF」の原料として使用することなどが盛り込まれています。