佐賀航空が運航する医療搬送用ヘリが6日、長崎県の対馬から患者を搬送中に消息がわからなくなった事故で佐賀航空のパイロットら3人は意識がある状態で見つかったということです。第7管区海上保安本部によりますと、医療搬送用ヘリに乗っていたエス・ジー・シー佐賀航空の機長のハマダヒロシさん66歳、整備士のヨシタケカツトさんや、28歳の看護師の女性は意識がある状態で救助されたということです。34歳の医師の男性、86歳の患者の女性、68歳の患者の家族は心肺停止状態だということです。搬送先の病院などによりますと、このヘリコプターは2008年に製造され、総飛行時間は3000時間で、病院の屋上に駐機していたということです。またパイロットは30年以上乗っていたベテランだということです。原因についてはまだわかっておらず病院側はヘリでの救急搬送をしばらく停止するとしています。
